ヨシローです

はじめに

 

 

風邪予防には色々な視点でリスク管理する必要があります。

家が暖かい、湿度コントロールできているからといって、それが本当の意味で予防できているとは言えません。

ではどうすれば予防できるのか?今回はそれを調べてみました。

 

風邪を予防するには?

 

では予防するにはどうしたらいいのか??

①うがい

②手洗い

③マスク着用

④栄養補給

 

これらが考えられますね。

 

 

①うがい

うがいは口腔内のウィルスを洗い流してくれるため行った方が良いとされています。

しかし、「ガラガラ、ペッ」とのどをうがいするのはあまり効果がないと言われています。

なぜなら上気道までうがいによって洗浄できないからです。

また、口腔内には常在菌が生息しています。

常在菌は外部から侵入する病原微生物による感染を防御しているので,

予防目的のうがいにはイソジンではなく、水が適しています。

 

②手洗い

手洗いの方法に関しては以前記事にしています。

 

この記事にも記載していますが、

手洗いなしの場合のウイルス量を100万としたとき、流水のみだとウイルス量は100分の1に、つまり1万まで減らせます。

ハンドソープを使うと1万分の1に、つまり100まで減らせます。

また、ハンドソープを使った手の洗い方を比較したところ

「10秒もみ洗いしたあとに、15秒流水で洗い流す。これを2回繰り返す」

という方法であれば、手に付いたウイルス量を100万分の1程度まで減らすことができます。

 

つまりウィルスを数個程度にまで減らすことができるということですね。

手洗いが一番の風邪予防なのかもしれませんね!!!

 

③マスク着用

マスクは風邪予防にならないと言われています。

市立池田病院耳鼻いんこう科の川本先生によると、

 

「かぜ症候群そのものに対するマスクの効果を科学的に研究した報告は極めて少なく,欧米にはマスクをする習慣さえない.」

 

と言われています。

 

また同先生によると、

「ウィルスが付着した手で直接口や鼻を触る機会を減らすかもしれないが,

予防効果については明確ではなく,マスクの装着はあまり意味がないという世論もあった.」

 

つまり、マスクによる効果を期待するよりは、手洗いを徹底して、口、鼻にウィルスを付着させないことが重要化もしれませんね。

 

しかし、マスクにはこんな効果があります。

マスクには就寝時にもマスクを装着していたほうが,かぜ症状は早期に軽減することわかった.

かぜ症候群の原因となるウィルスは上気道経由で体内に侵入する.

就寝時は気道分泌量が減少し嚥下による咽頭のクリアランスが低下すること,

口呼吸により咽喉頭の乾燥が助長されバリアとなる粘液層が影響を受けることから,かぜ症候群が発症・本格化しやすくなっていると考えられる.

保温保湿効果は上気道の粘膜免疫や扁桃組織に対して何らかの賦活化作用があり,

下気道へ症状が波及するのを食い止める直接作用や免疫系を介した全身への間接作用があるのかもしれない.」

 

部屋が乾燥している場合は、マスクをして就寝することで保湿効果になり、症状が増悪する前に食い止めることができるのでは?ということが書かれています。

 

④栄養補給

よく風邪予防には「ビタミンC」を摂取する必要があると言われます。

しかし、ビタミンCと風邪との関連については結論は得られていないのが事実です。

 

文献によってはビタミンCと風邪予防は一定のエビデンスを得ているという報告もありますが、微妙なところですね。

 

最近注目されているのが「ビタミンD」です。

ビタミンDの主な働きは、腸管からのカルシウム吸収を促進します。ビタミンDが不足しているとカルシウムを摂取しても吸収されず排泄されてしまうのです。

 

また、免疫にも関与しており、東京慈恵会医科大学の浦島充佳先生によると、

冬の間ビタミンDを摂取してた子供は摂取していない子供に比べ、インフルエンザ発症率が半分近くまで抑え込まれたという結果が判明しています。

 

ビタミンDを食べ物から摂取する場合、イワシ・サバ・カレイなどの魚類に含まれています。しかし、最近は肉食傾向な方が多いため、不足してしまいがちです。

 

ビタミンDは食べ物から摂取する以外に紫外線を浴びることでも生成できます。

 

時間の目安として、

 

真夏に顔と手が出ている状態で直射日光2分日陰では30分程度

冬では直射日光15分日陰で1時間程度といわれています。

 

つまり夏場、冬場ともにウォーキングするとすぐ生成されるということですね。適度な運動することで生活習慣病予防を行えるため、一石二鳥ですね。

 

参考文献

  1. 小林 一女:かぜを治す かぜの予防と生活指導:耳鼻咽喉科・頭頸部外科 90巻11号(2018.10)
  2. 笹月 静:民間療法、予防方法に効果はあるか ビタミンCとかぜとの関連:日本胸部臨床 75巻9号 (2016.09)
  3. 武田 英紀:かぜ症候群の診断と治療:化学療法の領域28巻11号(2012.10)

 

おわりに

 

僕は電車、バスを乗り継いで出勤しています。

不特定多数の方と同じ空間で過ごす時間も長く、ウィルスに暴露されている状況です。

 

風邪予防はトータルで考える必要があります。食事も、運動も、手洗いもすべて必要になります。

 

住宅だけの影響ではなく、上記のことをきちんと行えているため、元気に過ごせているのだと思います。

 

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コメント一覧
  1. みゆぼん より:

    ヨシローさん おはようございます!
    前に何のTVだったか忘れてしまったんですが、風邪やインフル予防には水分補給が有効であると言われていたんです。
    参考になるかわかりませんが、
    我が家の旦那さんと娘は日頃からあまり水分補給をしないタイプ。息子たちと私は結構頻繁に水分補給するタイプなんです。
    毎年、風邪なりインフルなりを一番にもらって帰ってくるのはインフルの予防接種も会社で毎年している旦那さんなんですよ(苦笑)その次に旦那さんと一番接触が少ない娘に伝染るんです。私は感染中の娘にも旦那さんにも接触しまくりなんですが、ほぼ感染りません。
    まぁ、色々な要因があるのでなんとも言えないところなんですけどね(^_^;)あっ、ちなみに水分補給は緑茶がいいらしいですよ。

    • yoshiro yoshiro より:

      みゆぼんさん、こんにちは!
      コメントありがとうございます(^^)

      たしかに飲水によって口腔内や上気道のウィルスが胃に流されて、消化されるという話をよく聞きます!
      緑茶もカテキンによる殺菌作用のことを言われますね!

      確かに口腔内のウィルスを排除することは重要だと思います。
      僕が調べた範囲では飲水による風邪予防は文献になかったんですよね!
      因果関係は証明されていないのかもしれません。

      飲水により上気道が加湿され、上気道のウィルス排除機能が上がったと考えるのが妥当ですかね!
      でも家族でそうくっきりと分かれるのはとても興味深いですね!!
      ご教授ありがとうございます(^^)

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