僕は作業療法士という仕事に就いて10年経ちました。

 

経歴を簡単に説明します!

 

最初はリハビリ病院勤務をしていました。

 

その後、総合病院で数年勤務しました。

 

現在はリハビリ病院にて管理職として働いています。

 

10年間仕事をしてみて、この業種に対する思いを書いていきます。

 

理学療法士、作業療法士の仕事に就くまで

 

理学療法士、作業療法士という仕事に就くまでにはいくつかのルートがあります。

 

①4年生大学

②4年生専門学校

③3年生専門学校

 

上記の3つのルートを進んで、国家試験に見事合格すると免許をもらえます。

 

この国家試験を受けるためには、各学年での試験、病院・施設での実習に合格してようやく国家試験を受験できる権利が得られます。

 

どこかで躓いてしまうと、ストレートで卒業、就職できないのです。

 

ヨシロー
難しい世界なんです

 

卒業しても国家試験に合格していなければ、「医療系に詳しい素人」になってしまうので注意が必要です。

 

高い授業料、人格否定される実習

 

国立大学の学科に入れた人はともかく、私立大学、専門学校の場合は年間数百万の授業料が必要になります。

 

また、県外の実習先になってしまうと別で賃貸アパートを借りるなどの金銭面の負担が大きいです。

 

これらから奨学金を申請する人も多く、就職した後にも奨学金返済が重くのしかかかる方も多いです。

 

実習先では、掃除や雑用を積極的に行わないと評価に関わってしまいます。

 

勤務時間は雑用、見学、患者さんの評価、勤務時間外はレポートなどのフィードバック、家に帰ってからはレポート作成、課題などなど…

 

レポートができていないと人格否定のような発言を受けたりします。

 

実習期間中はほとんど家に閉じこもって作業しているためストレスから自殺してしまう人もいます。

 

最近ではこのような実習生の立場を改善させるためにレポートは廃止の流れになっています。

 

まあ僕らの時代のような実習環境だと耐えられない人も多いと思います。

 

良い流れではないでしょうか。

 

苦労の割に給料が低い

 

理学療法士、作業療法士は医者の処方によりリハビリを行うことができます。

つまり、医者がいなければ僕たちが働くことは出来ないんですよね。

 

リハビリは病院にとっては「出来高」になるんです。

詳しく書くと、入院の場合、入院診療代は必ずみなさんが払うことになります。

しかし、リハビリの場合は「している人は払う」、「していない人は払わない」ということになるため、基本的にすればするほど病院の利益になるわけです。

 

病院の形態や患者層にもよりますが、セラピスト1人あたり年間1000万円程度は病院の売り上げに貢献しています。

つまり、理学療法士、作業療法士は自分たちの給料を自分たちで稼ぐことが出来るんです。

 

でもこれだけ病院の売り上げに貢献しても給料は低いんですよね。

 

理学療法士、作業療法士の年収の記事でも書きましたが、平均年収は404万円です。

 

セラピストは日々研鑽を積まないといけないため、休みの日でも県外の学会や研修会などに参加します。

学会、研修会の参加費は病院・施設にもよりますが自己負担です。

 

それでも給料が上がることはないんです。

 

セラピストはリハビリ業務だけでなく、事務作業も多いです。

雑用的なことも多いため、残業を当たり前のようにしないといけません。

 

理学療法士、作業療法士の仕事には就くな!!

 

国家資格のため手に職を持っていることから「やりがいがある、良い仕事に就いたね」と言われることが多いです。

 

しかし、「やりがい搾取」の職場が多いのも事実です。

 

普通にサービス残業をするし、患者さんのためと言って休みでも学会参加…

 

ヨシロー
何のために仕事をしているのか…

 

高いお金を出して資格をもらっても給料は低い…

 

自分の子どもには

「理学療法士、作業療法士には就くな」

と言うと思いますね。

 

おわりに

 

理学療法士、作業療法士の働く環境は決して恵まれていません。

環境を変えていきたいんですが、なかなか難しいですよね。

 

これからはブログを通して、みなさんに知ってもらえたらと思っています。

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